今回は、小規模でのワイン生産についてお話します。
ワインの生産というと、ある程度の量がないとできないと考えている方も多いと思いますが、少量でもワイン醸造を引き受けてくれるワイナリーがあります。
小規模でワインを作る製法は、ワイン用ブドウを手で除梗破砕し、小型のステンレスタンクで発酵させます。
発酵が終わったら瓶に詰めていきます。
ワインの移動方法は、ビニールホースの中にワインを満たし、片方の端をステンレスタンクの中に、もう片方を外側の低い位置に置いた瓶に入れ、指を離します。ホースを通してステンレスタンクの中のワインが瓶に流出し始めます(サイホンの原理)。
コルクをして、自分の好きなエチケット(ラベル)を作り、品質表示を張り付けて完成です。
少量なので、コストは高くなりますが、自分だけのワインを作ることができます。