マメコガネは幼虫も成虫も両方ともブドウ苗木の大敵です。
成虫は6月から10月にかけて発生し、ブドウ類の花や葉を食べます。その他農作物の葉も食い荒らすことから、害虫として対処されています。
コガネムシには夜行性のものが多いですが、マメコガネは昼間によく見られ、1枚の葉に複数の個体が固まって葉を食べていることが多いです。人が近づいたり植物が揺れたりすると、なぜかわかりませんが後脚を斜めに挙げるしぐさをします。動きは鈍く、簡単に捕えることができます。私は、ペットボトルで作った捕獲機を使い、一匹一匹物理的に捕まえています。
体がすべすべしているため、たまに捕獲機からすり抜け、飛んでいくこともあります。その時はとても悔しくなります。
幼虫は、ブドウの根を食べるのでこちらも困りものです。
まだ幼木なので、ブドウの葉が少なく、1枚食べられると被害は甚大です。葉がきれいに食べられてしまい、とても悲しくなります。