『地球の歩き方-ニュージーランド編-』を読んでいた時に、「Kimura Cellars(キムラ・セラーズ)」を知りました。
家族のみで運営されている小規模なワイン生産者ですが、きらりと光る魅力を持つワインを造られています。
私はニューヨークに5年、ロンドンに5年住み、アメリカの大学でMBAを取得しましたが、英語は日本語に比べて得意とは言えません。
日本語の方が細やかな表現ができ、お互いの理解も深まると感じています。
そのため、ワイン栽培やニュージーランドのワイン醸造の現状について、日本語で直接お話を伺いたいと思い、2024年12月に「Kimura Cellars」を初訪問しました。
2025年秋には東京でお会いし、2026年2月に再度ワイナリーを訪問させていただきました。
私も小規模ながらワイン用ブドウの栽培をしており、今回は栽培から販売まで幅広くアドバイスをいただくことができました。
ニュージーランドに比べて湿度が高い日本でのキャノピーマネジメント(葉や枝の管理)、スコット・ヘンリー方式によるブドウ畑の仕立て(樹形管理)、ニュージーランドと日本における委託醸造の現状など、実践に役立つ多くの情報を得ることができました。
特に印象に残ったのが、スコット・ヘンリー方式の仕立てです。
この方法はブドウの品質と収量の両方を向上させることを目的としています。
四本の結果母枝をワイヤーに沿って誘引し、上の二本は上向きに、下の二本は下向きに配置することで樹勢を制御しながら収量を確保します。
フルーツゾーンには多くの房が実っていました。


圃場見学の後は、木村さんの庭でワインのテイスティングを行いました。
ソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワールの垂直試飲(同一銘柄のヴィンテージ違いの飲み比べ)をさせていただきました。
木村さんのワインはとてもきれいな味わいが特徴です。
ピノ・ノワールの最新2023年ヴィンテージはニュージーランド国内コンクールで金メダルを獲得しています。
過去には2019年ヴィンテージがインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)で金賞を受賞するなど、国際的にも高い評価を受けています。

日本語でニュージーランドワインの魅力を知りたい方や、現地のワイン事情について話を聞いてみたい方に、非常におすすめできるワイナリーです。
Kimura cellars https://kimuracellars.com/




